
既婚者なのに、あの人に強く惹かれてしまう

初対面なのに、なぜか懐かしさや安心感を覚えた
そのような感情に戸惑いながら、「これは運命?それとも心の迷い?」と悩む既婚者は少なくありません。結婚しているからこそ、心の動きを簡単に人に相談できず、一人で抱えてしまう人も多いのではないでしょうか。
この記事では、既婚者でも「運命の出会い」があるのか? 見極め方や、惹かれた相手とどう向き合うべきかを、体験談やスピリチュアルな視点も交えてお伝えします。
既婚者が「運命の出会い」と感じる瞬間とは

パートナーがいるのに、運命の出会いと感じるのはなぜなのでしょうか?実際に、既婚者が運命の出会いと感じる瞬間をまとめました。
出会ってすぐに「この人は特別」と感じる
運命の出会いと感じる人に出会った時、初対面なのに、なぜか心の奥に響くような不思議な感覚を感じるようです。目が合った瞬間に、時が止まったような感覚になる人もいます。
多くの人が、そのような不思議な体験をした人に対して「運命の人だった」と語っています。

スピリチュアル的な意味では、過去世の記憶やエネルギーの共鳴とも言われます
前世に出会ったことがある人や、大切だった人と今世で出会うと、魂が「特別な人だ」と教えてくれるのです。
共感や価値観の一致に“魂のつながり”を感じる
会話が自然と続いたり、価値観や感性が驚くほど合ったりする人に出会ったときも、運命の出会いだと感じられます。初めて会ったはずなのに妙に共感するところがあると、魂レベルでの深いつながりが感じられるでしょう。
気が合うというレベルではなく、人生経験や育ってきた環境が似ていたり、人生の目標が一緒だったりと、深いレベルでつながっています。
「魂レベルでの相性」を意味する出会いで、ツインソウルやソウルメイトと呼ばれる関係に近いものです。
心が満たされていないときに感じる
魂のつながり以外にも、心が満たされていないときにも運命を感じることがあります。
結婚生活の中で孤独や不満を抱えているとき、優しさや共感を示してくれる異性の存在は「運命の人」のように感じられるでしょう。
しかしこのときの「運命感」は、一時的な心の渇きが生んだ錯覚である可能性が高いです。本物の出会いかどうかを見極める必要があります。
その感情は“運命”それとも“依存”?

運命の出会いと感じるとき、その感情には2種類のものがあります。魂が運命だと実感している状態と、依存感情にある状態の2つです。それぞれの違いを見ていきましょう。
一時的な心の隙間と本質的なつながりの違い
本質的なつながりを持つ、本物の運命の出会いを果たしたとき、自分の心の状態は必ずしもマイナスとは限りません。
パートナーとの関係が良好でも、満ちたりた幸せを感じている状態のときでも、運命の出会いは起こります。
しかし、「誰かに癒されたい」と感じているときは、一時的な心の隙間を埋められる相手の可能性が高いです。特別だと感じている気持ちは、寂しさから来ているものです。
運命と呼びたくなるほどの感情の正体とは
ドキドキした気持ちやときめきは、ちょっとしたことでも簡単に起こり得ます。その感情は運命とは呼べません。
運命と呼べる出会いでは、相手といると安心感が感じられます。一緒にいても沈黙が苦しくないと思える、素でいられるのが特徴です。「この人といると自然と落ち着く」自分に偽りなく、そんな感情をもてる相手は、運命の出会いといえるでしょう。
ほかにも、「この人といると、自分が成長したいと思える」のも運命の相手だからです。
スピリチュアルに見るソウルメイト・ツインレイとは?
運命の出会いについて調べていると、ソウルメイトやツインレイという言葉を目にしたことはありませんか?どちらもスピリチュアルの世界では、運命の出会いとされています。
- ソウルメイト:過去世で何度も会ってきた魂の仲間
- ツインレイ:魂がふたつに分かれた唯一無二の相手
ソウルメイトは魂同士が何度も出会っているため、初対面でもはじめて会った気がしないのです。ツインレイは魂の片割れのため、生き別れの双子と出会ったような感覚になります。どちらも特別な相手と思える存在です。
しかし、ソウルメイトやツインレイと出会うことにはさまざまな意味があります。必ずしも結ばれる相手とは限らず、魂を目覚めさせるために現れることもあります。
ソウルメイトについて詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせてご覧ください。
運命の出会いか見極めるための5つのサイン

「運命の出会いだ!」と感じた時に、その出会いが本当に運命かどうか見極めるためのサインを紹介します。
- 初対面なのに懐かしさを感じた
- 価値観・人生観が自然に一致する
- 沈黙も心地よく感じられる
- 自分が素直に、自然体でいられる
- その人といると「変わりたい」と思える
このようなサインが複数重なる場合は、運命の出会いの可能性が高いです。依存感情ではなく、ただの好意も超えた魂レベルのつながりを持つ相手かもしれません。
既婚者が運命の人と結ばれるための方法

運命の出会いを果たしても、必ずしも相手と結ばれるとは限りません。縁を結ぶためには、自身の行動や感情面が大切になります。ここでは、既婚者が運命の人と結ばれるための方法を紹介します。
自分の感情に正直になる
運命の人と結ばれるためには、自分の感情に正直になる必要があります。

この人に惹かれている理由は何?

どうして自分を満たしてくれると感じたのだろう?
相手に抱いている感情を言葉にして整理することで、依存か本気かが見えてきます。依存感情にある場合は、一度立ち止まって考える時間が必要です。
今の結婚生活や家庭を客観的に見直す
その相手が本当に運命の人なら、「不倫のスリル」ではなく、「人生の選び直し」を真剣に考えるきっかけになるでしょう。結婚生活を大切に考えている人こそ、パートナーと運命の相手との間で揺れ動く気持ちが強いはずです。
特別家庭に不満がないと感じている人は、一度自分の結婚生活や家庭を客観的に見直してみてください。客観的に自分の状況を見つめることで、運命の相手に惹かれる理由や、自分がどうしたいのかが見えてきます。
相手との関係をゆっくり育てる
既婚者が運命の人と結ばれるためには、関係性をゆっくり育むことが大切です。焦って相手と特別な関係になろうとすると、相手の信頼を損なうことになりかねません。
心のつながりを大切にし、相手と過ごす時間を純粋に楽しみましょう。精神的に通じ合う時間を大切にしていくと、本物の絆が育まれます。関係性や形にとらわれずに、過程を楽しむことでより深い関係が築けます。
未来に責任を持てる覚悟があるか自問する
本気で運命の相手と結ばれたいと考えるのであれば、未来に責任を持てる覚悟があるかどうか、自分に問いかけてください。離婚・再婚・家庭・社会的立場など、相手と結ばれるためにはあらゆることを考えなければなりません。
すべてを見据えたうえで、それでも一緒にいたいのかどうかです。一時的な気持ちや、家庭の不満から来ている場合は引き返した方がよいでしょう。
既婚者同士の運命の出会い…実際にあった声とその後

ここでは実際に、既婚者同士の方が運命の出会いを果たしたときの体験談を紹介します。さまざまな立場の人の経験を知ることで、これからの道を選ぶ参考としてください。
「心が救われた」セカンドパートナー的な存在
既婚者同士である男性に惹かれたAさんは、彼と過ごす日々を大切にしていました。しかし、互いの家庭を捨てることはできず、既婚者同士のままセカンドパートナーとしてお付き合いを続けているようです。
「結ばれなくても、あの人の存在が私を救ってくれた」
肉体関係は持たずに、あくまでも心の支えとして、お互いを尊重し合う関係に留まったそうです。運命の相手とは一番のパートナーにならなくても、支え合える関係になれるようです。
離婚して一緒になったケースとその苦悩
運命の人と出会った男性は、「この人と生きたい」と決意して離婚に踏み出しました。晴れて相手との再出発を果たしましたが、社会的な批判や子どもとの関係などの問題が立ちはだかりました。
再婚した相手の子どもからは避けられ、家族の一員になるには時間がかかったと話します。前妻との子どもからは嫌われてしまい、連絡をとれなくなったそうです。
祝福されない結婚は、二人が幸せでも辛いものです。彼は困難を乗り越える覚悟と努力が必要だと語っています。
気持ちは残したまま、別々の人生を選んだ
運命の相手と出会っても、既婚者という立場を考えて別々の人生を選んだと語る女性もいます。
独身時代の自由な恋愛のようにはいかず、好きだったけれど、一線は越えないと決めて離れることを決意したそうです。その女性は今でも「結ばれなかったけれど、一生心に残る人」と語っています。
離れる決断をすることも、誠実さという形の愛なのかもしれません。
既婚者が語る「運命の出会い」が教えてくれること

運命の出会いを果たした既婚者が、出会いから教わったことについて語ってくれました。結ばれた人も結ばれなかった人も、学びの時間になったようです。
自分の感情を見つめ直すきっかけになる
運命の出会いを果たしたことで、自分の感情を見つめ直すきっかけになります。
- 自分はどう生きていきたいのか?
- 何に満たされていなかったのか?
建前や誰かの意見ではなく、自分の本音を知る機会に恵まれます。
「人生をどう生きたいか」を考える転機になる
運命の出会いを通じて、自分の人生の軸がズレていたことに気づく人もいます。家庭を持ち、子どもやパートナーがいる状態では、自分のことよりも家族の人生を一番に考える人も多いでしょう。
そのように、自然と自分の意見をないがしろにしているうちに、自分の生きたい人生を見失う人がたくさんいます。
運命の出会いを通して考える時間を設けることで、これからの人生をどう生きていくか、問い直すチャンスになります。
結ばれなくても、心を深める出会いに意味がある
運命の出会いは、「愛すること」や「共鳴すること」の美しさを再確認させてくれます。相手と結ばれるかどうかにこだわる必要はありません。
実際、運命の出会いの一つであるツインレイと出会う理由は、魂が成熟するのが目的だといわれています。
- 自分自身を取り戻すため
- 魂の目的に気付くため
- 本音で生きられるようになるため
心が育つ体験として、今後の人生に活きていくでしょう。
まとめ|運命の人に出会ったとき、大切なのは「誠実さと選択」

運命の出会いが訪れたときこそ、自分を偽らずに生きることが大切です。誰かに惹かれるのは弱さではなく、人として自然な感情です。しかし「どう向き合うか」「どんな選択をするか」で、その出会いの意味は大きく変わります。
結ばれる・結ばれないという結果だけでなく、その出会いがあなたの人生に「何をもたらしたか」を大切にしてください。あなたの心が納得できる形で、誠実に、自分らしく歩んでいけるように祈っています。