心が疲れた 誰かと話したい│40代主婦が見つけた”心の支え”とは

「ちゃんと休んでる?」「大丈夫?」──
そんな言葉を、最後にかけられたのはいつだっただろう。
家庭の中で、誰にも気づかれずに積もっていく小さな寂しさ。
夫と目が合わなくなり、会話がなくなり、それでも毎日をこなしていく日々。

心が疲れて、ただ“誰かと話したい”と思った夜。
それは、恋がしたかったわけじゃない。ただ、ほんの少し、心をゆるめたかっただけ。

同じように寂しさを抱える誰かとつながったことで、私は初めて「自分の気持ちを話してもいいんだ」と思えたのです。

これは、そんな夜の小さな出来事──
マッチングアプリを通して“心の支え”を見つけた、ひとりの既婚女性のつぶやきです。

結婚して長い年月が経っても、夫婦の心が通い合っていないと、日常は静かな孤独で満たされていきます。

家の中に自分の居場所がない──そんな気持ちに気づいても、誰にも話せないまま、私の日常はどんどん無色透明になっていきました。

結婚して十数年。子どもも大きくなって、夫婦だけの時間が増えたはずなのに、私たちはまるで「他人」のように暮らしていました。
今日も夫と一言も話さずに一日が終わった。目が合っても、何も言葉は交わさない。テレビの音だけが部屋に響いていて、まるでBGMのように流れていく時間。

一緒に暮らしているはずなのに、心はまったく繋がっていない。会話をしようとしても、「今忙しい」「あとで」と、はぐらかされる。だんだん話すことさえあきらめて、私は「必要最低限の家政婦」みたいな存在になっていきました。

子どもには「お弁当まだ?」「これ洗濯しておいて」と当たり前のように頼まれ、夫には仕事のこと以外では無関心な態度をとられる。
誰かが私の体調や気分を気にかけてくれることなんて、もう何年もない。

本当は、「大丈夫?」って聞いてほしい。
「疲れてる?」って、顔を見て気づいてほしい。
でも、言わなければ誰にも伝わらないし、言ったところで「また始まった」と思われるのがオチ。
私はだんだんと「感じないフリ」を覚えてしまいました。

SNSでは、楽しいことしか投稿しない。
「今日は娘とカフェ」「夫が買ってきたお土産がおいしかった」──
そんなふうに、なんでもない日常を飾って投稿していたけれど、それは現実の逃げ場でもありました。

本当の私は、孤独でした。
誰にも言えないモヤモヤを抱えて、夜、スマホの明かりだけを頼りに眠れない時間を過ごしていた。
「こんな気持ち、誰かに聞いてほしい」──
そう思っても、相談できる友人も、頼れる相手も、すでに遠い存在になっていました。

誰にも頼れず、吐き出せない想いを抱えたまま過ごす日々。

ふとした夜、スマホを手にした私は、ある選択をします。恋愛ではなく、ただ“心がつながる相手”を求めた、静かな行動の始まりでした。

笑顔の裏には、ぽっかりと空いた心の隙間がありました。
たまに、共感系の投稿や愚痴に「いいね」をしてみても、自分の気持ちはどこにも届いていないような気がして、余計に寂しさが募るだけ。
「こんなこと思ってる自分、変かな…?」
「家族の文句を言うのって、最低かな…?」

そう思いながら、本音を押し殺して日々を過ごしていました。
でも、気づけば夜になると、同じような気持ちをつぶやいている投稿ばかりを読み漁るようになっていました。

その夜も、眠れませんでした。
手に取ったスマホで「誰かと話したい」「既婚者 寂しい」と検索して、いくつかのページを開いた先に──「マッチングアプリ」という言葉が目に入りました。

正直、最初は抵抗がありました。
恋愛をしたいわけじゃないし、不倫とか、そういうのは望んでない。
でも、気づけば私は、ダウンロードボタンを押していました。

「ただ、誰かと話したかった」
それだけだったんです。

登録してみると、意外にも「既婚者同士で会話だけ楽しんでいる人」や「家庭では話せないことを誰かに聞いてほしい人」がたくさんいました
プロフィールを見ながら、「あ、この人も同じような気持ちなんだ」と感じるだけで、心が少し楽になったのを覚えています。

「推し活で気を紛らわせてたけど、本当は誰かと話したかった」
「夫とは10年以上まともに会話していない」
そんな言葉が並ぶ中、私は初めて、“自分の気持ちが普通だったんだ”と安心できました。

「恋愛じゃなくていい。ただ誰かと話したい」

そんな気持ちから、私は既婚者同士が安心してつながれるマッチングアプリを選びました。
誰にも言えない想いを、匿名でそっと共有できる場所。
安心して始められる“心のよりどころ”がここにありました。

恋じゃなくても、人と心が触れ合うことで救われる瞬間があります。

責められず、評価されず、ただ受け止めてもらえるやりとりは、私の心にじんわりと灯をともしてくれました。

最初にやり取りを始めたのは、同じように「家庭で孤独を感じている」という既婚男性でした。
気を遣わずに話せるし、何より私の言葉にちゃんと反応してくれる。

「それ、分かるよ」
「うちも似た感じだよ」

そんな短いやりとりだけで、どれだけ救われたかわかりません。
誰かに肯定されることって、こんなにあたたかいんだって思いました。

家の中では、話しかけても返事すらないこともあったのに、アプリの中では、私の言葉に反応してくれる人がいる。
それが、嬉しかったんです。

別に長い会話じゃなくていい。
何気ない言葉をやりとりするだけで、「私はここにいていい」と思えた。
それは、夫との関係ではずっと感じられなかった感覚でした。

今でもその人とは、毎日メッセージをやりとりしているわけではありません。
でも、ふと心が折れそうになったときに、気軽に話せる相手がいる。
それだけで、日常がほんの少し優しくなるんです。

これは恋じゃない。
でも、“誰かと気持ちが通じ合う”って、こんなにも救われるものなんだ。
私は、心を取り戻した気がしています。

つらさを抱えても誰にも話せないとき、「話したい」と思うだけで自分を責めてしまう人がいます。
でも、誰かに頼ることは弱さではなく、心を守るための手段。私の体験が、同じように疲れているあなたの力になれたら嬉しいです。

私もそうだったけど、きっとあなたも「自分だけが我慢すればいい」と思ってるかもしれません。
でも、本当は違う。
“頼る”ことは、決して「逃げ」や「わがまま」なんかじゃありません。

人は誰かと話すことで、自分を整えていけるんです。
それに気づくのに、私は少し時間がかかりました。

私も、ずっとひとりで抱え込んでいました。
でも今では、「話せる誰か」がいることで、心の安定を少しずつ取り戻せています。

もし今、あなたが「誰にも話せない」と感じているなら──
「それ、わかるよ」と言ってくれる誰かが、きっとどこかにいます。

大きな変化なんて必要ありません。
ほんの少し、誰かと繋がるだけでいい。
心が疲れたときに、そっと支えてくれる存在がいるだけで、世界はずいぶん違って見えます。

あなたにも、そんな“癒しのつながり”が見つかりますように。

もし今、あなたが「誰かに話したいけれど、誰にも言えない」と感じているのなら。
無理に強くならなくても大丈夫です。
あなたの気持ちにそっと寄り添ってくれる人が、アプリの中にきっといます。

あたたかいつながりを、あなた自身のタイミングで探してみてください。
ほんの少しの勇気で、心がふっと軽くなるかもしれません。

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