主婦が浮気したいと思うのは普通？心理と実態・リスクを徹底解説

「浮気したい」と思ってしまう自分の感情に、戸惑う主婦は少なくありません。家事や育児が一段落して「自分の時間」が増えると、夫婦関係のマンネリや寂しさから心が揺れる瞬間があります。

この記事では、浮気したい主婦の心理やきっかけ・リスク を解説しながら、同じように悩む女性が共感できるストーリーをお届けします。

「浮気したい」気持ちが芽生えると、家族を裏切っている気持ちから罪悪感を抱く人は多いでしょう。「こんな感情を抱く自分はおかしいのでは？」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、離婚問題の情報提供メディア「ツナグ離婚弁護士」を運営している株式会社Clamppyの調査結果によると、「専業主婦をしている時に浮気をしたことがある人」は18％という結果が出ています。

およそ5人に1人の主婦が、浮気を経験したことがあるということです。そのため、「浮気をしたい」と思うこと自体は珍しい感情ではありません。

家庭がありながらも主婦が浮気に走ってしまうのは、どうしてでしょうか？

主婦が浮気に走ってしまうきっかけについて解説します。

夫の浮気を知った時

夫の浮気がきっかけで、自身も浮気に走る主婦は多いです。

信じていた人に裏切られたショックは、深い孤独や虚しさに繋がります。その喪失感を埋めるために、夫にされたことと同じように浮気に走ってしまうのです。

また中には、「私だけが傷つくのは不公平」「同じ気持ちを味わわせたい」という怒りの気持ちから、浮気に走る人もいます。怒りが度を超えると、仕返しや復讐心が芽生えることもあるでしょう。

夫と喧嘩をした後

喧嘩の直後は冷静さを欠きやすく、衝動的な行動に繋がりやすいものです。喧嘩の後は「わかってもらえない」「自分は一人ぼっちだ」という感情が強まりやすく、その心の隙間が浮気に走る原因となります。

現実から逃げたい気持ちが強まると、刺激的な恋愛や浮気に逃避してしまいがちです。夫では満たせない承認欲求を、他の男性で埋めようとするのです。

セックスレスが続いた時

主婦が浮気に走ってしまうきっかけの中でも多いのが、セックスレスです。セックスレスが長く続くと、「拒否されている」「必要とされていない」という感覚に繋がり、自己肯定感を下げてしまいます。

夫に「女性として見てもらえない」「抱きしめてもらえない」状態が続くと、女として求められたい気持ちが強くなります。

セックスレス解消を試みても上手くいかない状況が続くと、他の男性に満たしてもらいたいと考えるようになるでしょう。夫以外の男性から求められることで「まだ女性として価値がある」と確かめたくなるのです。

幸せな結婚生活と比較した時

友人やママ友など、身近な人の幸せな結婚生活を聞いた時、自分の状況と比較して落ち込む人は少なくありません。

「他の夫婦と比べて、自分は夫には愛されていないのかもしれない」「周りのような幸せな結婚生活を送れていない」と感じた時、満たされない気持ちを感じます。

人は周囲よりも幸せではないことを実感すると、その傷を埋められる存在を求めます。浮気相手との時間を楽しむことで、家庭では埋められない幸せを得ようとするのです。

流されてしまった時

浮気経験がある主婦の中には、「浮気を強く望んでいたわけではないのに、気づいたら関係を持ってしまった」という方もいます。断るのが苦手な優しい人ほど、相手の言葉や雰囲気に流されやすいものです。

特に、子育てや家事等で疲れ切っている時は心が弱くなりやすく、普段なら踏みとどまれる場面でも気持ちが揺らぎやすくなります。

「いけないこと」とわかっていても、居心地の良さを感じてしまうと、理性より感情が勝ってしまいます。

主婦が浮気に走ってしまうのは、孤独感や虚しさを感じた時です。そのため、浮気したいと感じている時は、心が傷ついているかもしれません。

ここでは、浮気したいと思う主婦の心理を見ていきましょう。

夫婦関係に不満を抱いている

浮気したいと考えている主婦は、夫婦関係に不満を抱いていることが多いです。最近、夫からの「好きだよ」「ありがとう」といった言葉やスキンシップが減っていませんか？

女性にとって愛情表現は「自分が大切にされている証」です。それがなくなると、「他の誰かに求められたい」という心理が生まれやすくなります。

「夫に話を聞いてもらえない」「気持ちを理解してもらえない」という不満が積もると、心の拠り所を外に求めるようになるでしょう。

日常生活にマンネリを感じている

女性は淡々と繰り返される日々の中では、新たな刺激やときめきを求めるようになります。日常生活にマンネリを感じると、「このままでいいのかな」「何か新しいことがしたい」という気持ちが生まれるでしょう。その気持ちが、浮気に向いてしまう人も少なくありません。

夫婦の間で会話やスキンシップが減ってしまうと、心が動く瞬間が少なくなり、退屈を感じるようになります。

そのような状態の時に、異性から優しくされたり刺激をもらったりすると、浮気したい心理が働きやすくなるでしょう。

寂しさやストレス

浮気をしたいと思っている主婦の多くが、寂しさやストレスを感じています。

もう一度女として見られたい

一人の女性として認められたいという思いから、浮気に心が傾く人もいます。日々、妻として母として過ごし続けていると、一人の女性として扱われる機会は訪れません。

特に、夫に家族としてしか見られなくなると「女として魅力がないのでは」という不安が強くなります。

夫との間で恋愛的なドキドキ感がなくなると、女性としての存在感が薄れてしまうように感じられるでしょう。

そのような不安から、「もう一度女として見られたい」という欲求が芽生え、浮気を考えるようになるのです。

恋愛感情が芽生えてしまった

浮気を考えている主婦の中には、男性と接するうちに恋愛感情が芽生えてしまった人もいるでしょう。夫婦関係に不満や孤独があると、寄り添ってくれる人に安心感を覚えるものです。「この人と一緒なら寂しくない」という気持ちが、恋心に変わりやすいのです。

結婚生活では味わえない“ドキドキ感”を与えてくれる相手に出会うと、忘れていた恋愛感情が一気に蘇ります。家庭を裏切ることになる、踏み出してはいけないとわかっていても、心は自然に惹かれてしまいます。

浮気をしている主婦は、一体どこで出会っているのか不思議に感じる人も多いでしょう。実は、浮気相手と出会うきっかけは日常の様々な場面で訪れます。

パート先

主婦が浮気相手と出会うきっかけの中でも、パート先は多い場所です。パート先の人とは一緒に過ごす時間が多く、理解してくれる存在となりやすいからです。

パート先では、家庭とは異なる非日常の場所で、夫や家族からは当たり前と思われがちな小さな努力も褒めてもらえる機会に恵まれます。「よく気がつくね」「助かるよ」といった言葉は、 女性としての自信を取り戻すきっかけになりやすいです。

普段の生活では得られないときめきや刺激を感じやすく、気づけば恋愛感情へと発展してしまうのです。

出会い系・マッチングアプリ

出会い系やマッチングアプリは、出会いを求めている人が集まる場所です。異性から一人の女性として求められるため、メッセージのやり取りを行う中でも、自己肯定感が上がるでしょう。

実生活の知り合いには知られない安心感から、「気軽に登録してみた」という人も多いです。特に主婦にとっては、秘密を守りやすい環境が背中を押すポイントになっています。

しかし、出会い系は匿名性が高く、既婚者でも登録できるサイトは危険なものが多いです。安全なマッチングアプリは既婚者が登録できないようになっており、独身と偽って登録すると通報される危険性があります。

安全に寂しさを埋められる相手と出会うならば、既婚者マッチングアプリ　Afternoon.（アフタヌーン）が最適です。同じ境遇の人と出会えるので、ドキドキ感を味わいながらも良き相談者と出会えるでしょう。

SNS（Instagram・LINE・Twitterなど）

SNSは、DMや個別チャット機能を使えば、周囲に知られずにやり取りができます。「気軽さ」と「秘密のやり取り」がしやすい環境が揃っているため、浮気のきっかけになりやすいです。

例えば、共通の趣味を通じて交流が始まったり、日常のつぶやきや愚痴を投稿しているうちに、同じ気持ちを持つ人と繋がったりします。

「同じように家事や育児を頑張っている」「似たような夫婦関係の悩みがある」といった共通点から、一気に距離が縮まることもあるでしょう。ちょっとした会話が積み重なることで、日常では得られない癒しやときめき が感じられます。

習い事やサークル活動

習い事やサークルは、週1回〜月数回と定期的に顔を合わせるため、自然と関係が深まりやすい場所です。初めは挨拶や雑談から始まり、徐々にプライベートな話題に移っていくケースが多いです。

共通の趣味があることで距離が縮まりやすく、「話が合う」「価値観が似ている」 という感覚から親近感が芽生えます。共感してくれる相手に心を許し、特別な存在 になってしまうことも少なくありません。

また、習い事やサークルでは、妻でも母でもなく一個人として関われるため、褒められたり頼られたりすることで、女性として見られる嬉しさ を感じやすいでしょう。家庭では得られない承認欲求やときめきが満たされるため、恋愛感情に発展しやすいのです。

昔の友人や元彼との再会

同窓会や結婚式、地元の集まりなどで昔の友人や元彼と再会するケースは珍しくありません。「懐かしいね」と昔話をするうちに自然と距離が縮まり、当時の感情を重ねてしまうこともあるでしょう。

昔の恋心は、当時よりも特別感を感じるものです。元彼は過去に一度「恋人」として繋がっているからこそ、「もしあの時別れていなかったら…」という想像が、再燃のきっかけになります。

家庭や夫婦の悩みを相談できる間柄になると、「他の誰よりも自分を分かってくれる」と感じる気持ちから、浮気に発展しやすいです。誰にも言えない秘密の関係が学生時代を思い起こさせ、ドキドキ感から関係を深めてしまう可能性があります。

主婦が浮気をするきっかけは、たくさんあることがわかりました。ここでは実際に、浮気したいと感じたことのある主婦のエピソードを見ていきましょう。

幸せな結婚生活をしている友達と比べて、胸がざわついた

私は40代の専業主婦です。先日、大学時代からの友人と久しぶりにランチをしました。彼女は同じく結婚して子どもいますが、「夫がサプライズで旅行を計画してくれたの」「記念日は必ず一緒にお祝いしてるよ」と幸せそうに語っていました。

私も笑顔で「いいね」と返しましたが、胸の奥では小さなざわめきが広がっていました。私の夫は仕事で疲れているのか、会話は必要最低限。記念日も「そんなの気にする年じゃないだろ」と言われるだけです。

友人を羨ましいと思う気持ちが、いつの間にか自分の結婚生活への不満を映し出していることに気づきました。「私は本当にこのままで満足しているのかな？」と思い、つい浮気願望が芽生えてしまいました。

もう一度女として見られたい、気持ちに正直になった

私は結婚して15年になる40代の主婦です。子どもも大きくなり、夫との会話は「ご飯できたよ」「明日は何時に帰る？」といった事務的なやり取りばかり。夫から「きれいだね」と言われたのは、いつのことだったか思い出せません。

そんな時、パート先で一緒に働いている年下の男性から「いつも明るくて素敵ですね」と言われました。たった一言だったのに、胸が熱くなり、頬が赤くなるのを感じました。

その日から私は彼の言葉を思い出しては心がざわめき、パートに行くのが楽しみに。彼と休憩中に何気なく話す時間が、私にとって特別なひとときに変わっていったのです。「いけない気持ち」だとは思いつつも、自分自身を取り戻したような気がして、気持ちに正直になりたいと思ってしまいました。

元彼との再会で、昔の気持ちがよみがえった

私は結婚して12年目の主婦です。先日、同窓会で大学時代の元彼と十数年ぶりに再会しました。お互い家庭を持ちましたが、笑顔や話し方は昔のままで、一瞬であの頃の気持ちがよみがえってきました。「変わらないね」「あの頃、よく一緒に通ったカフェ覚えてる？」懐かしい会話をしているうちに、まるで時間が巻き戻ったような感覚に。

帰り際、彼から「またゆっくり話したいな」と言われ、LINEを交換しました。最初は近況報告程度だったやり取りが、だんだんと家庭の悩みや心の内を打ち明けるようになっていきました。「誰よりも自分を理解してくれていた人」と再認識した瞬間、胸の奥で眠っていた感情が目を覚ましたのです。

元彼との再会は、私にとってただの懐かしさではなく、新しい恋の始まりのような高揚感をもたらしてしまいました。

浮気したい気持ちは、夫婦関係に不満を抱える多くの主婦が感じるものです。しかし、実際に浮気に走ってしまった時に生じるリスクはたくさんあります。

ここでは、夫に浮気が発覚した場合に考えられるリスクを見ていきましょう。

家庭が崩壊するリスク

主婦の浮気が発覚した場合、家庭が崩壊するリスクが考えられます。夫が裏切り行為を許せなかった場合、離婚に発展するかもしれません。その際、浮気相手との不貞行為が証明されれば、慰謝料請求をされたり子どもの養育権を奪われたりする可能性があります。

両親の関係悪化や離婚は、子どもの心に大きな影響を与えます。母親への失望・家族の信頼喪失といった精神的ダメージを抱えることも。「裏切られた」という気持ちは長く尾を引き、修復が難しくなるケースも多いです。たとえ離婚に至らなくても、家庭内の空気が冷え切るリスクは大きなものです。

社会的信用を失うリスク

主婦の浮気が発覚した場合、ママ友の間で孤立したり、職場・パート先での信頼を失ったりする可能性があります。近所やママ友の間で噂が広がると、子どもにまで影響を及ぼすかもしれません。

「あの子のお母さん、浮気しているらしい」という噂が広まれば、子どもが人間関係で傷つく可能性があります。

また、浮気が職場内で知れ渡ると、誠実さが感じられず、人間性を疑われることもあります。パート先で関係を持った際に発覚した場合は、「公私の区別がつかない人」と判断されるでしょう。最悪の場合、職場に居づらくなり、退職につながるケースもあります。

精神的な苦しみ

浮気が発覚した場合、家庭や夫を裏切ったという事実に直面し、強い罪悪感を抱くことがあります。「自分は最低な人間だ」という自己嫌悪に陥り、心が疲弊することも。

浮気発覚により、家庭崩壊や社会的信用低下が現実になった場合、誰にも相談できず孤独感に苛まれるケースも少なくありません。「人からどう思われるか」という恐怖が、精神的負担をさらに増幅します。

また、今後の生活への不安が大きなストレスとなりやすく、抑うつ状態や無気力感に陥る可能性があります。

主婦が浮気をした場合、様々なリスクが生じることがわかりました。一時的な感情から大切なものを失わないために、ここでは浮気したい気持ちとの向き合い方について解説します。

セカンドパートナー的なつながりを求める前に考えるべきこと

浮気やセカンドパートナーを考える前に、自分の感情の正体を理解し、家庭内で解決できる課題はないか整理することが大切です。これにより、リスクを避けながら心のモヤモヤを安全に解消できます。

焦って行動すると、家庭や自分自身に大きなダメージを与える可能性があります。

自分の気持ちや現状を書き出して整理することで、自分が何に不満を感じて何を求めているのか把握できます。心の声に耳を傾けることで、「浮気するしかいない！」「浮気したい！」と思っていた感情が抑えられるかもしれません。

また、セカンドパートナーは心の繋がりを重視するため、浮気よりも少ないリスクで異性との交流を楽しめます。セカンドパートナーについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

今話題のセカンドパートナーとは？恋人でも不倫でもない関係性

浮気以外で満たす方法

浮気したい気持ちは、多くの場合「承認欲求」「刺激」「癒し」といった心理的な欲求から生まれます。そのため、浮気以外の方法でその気持ちを満たしてあげると、衝動的な気持ちを抑えられるかもしれません。

浮気したい気持ちは、「認められたい」「ドキドキしたい」「癒されたい」という心理が根底にあります。自分自身が自分を大切にしてあげると、他人からの承認欲求を補うことができます。

メイクやファッション、ヘアスタイルを変えてみたり、ジムやヨガで体を鍛えてみたりしてください。

日常に小さな達成感やワクワクを取り入れると、良い刺激となりドキドキ感を味わえます。ドキドキやときめきの感情は、恋愛以外でも十分味わえるものです。浮気以外で心を満たすことで、罪悪感やリスクを回避しつつ、充実した毎日を過ごせます。

友達がいない主婦の孤独と向き合う方法｜趣味・つながり・新しい関係の作り方ガイド

「家庭を壊さないルール」を持つ重要性

浮気したい気持ちと向き合う時に、「家庭を壊さないルール」を自分なりに持つことは非常に重要です。なぜなら、心の中の葛藤や欲求に流されるまま行動すると、家庭や自分自身に取り返しのつかないダメージを与える可能性があるからです。

例えば、「男性と会う時は会話を楽しむだけ！」「メッセージのやり取りは週1回まで」などの制限を決めると、感情に流される心配が少なくなります。ルールがあることで「これ以上踏み込まない」ラインを明確にできます。

心の中で安全な距離感が保てるようになると、罪悪感や不安に押し潰される心配がありません。

あなたの今の不満や寂しさは、同じ境遇を持つ男性との会話を楽しむだけで癒えるかもしれません。リスクを犯さずに適度な距離で楽しめば、家庭を守りながらもストレス解消できるでしょう。

ルールの決め方や、両思いになってしまった時の対策は以下の記事を参考にしてください！

既婚者同士の両思いはどうする？手を出さない選択と後悔しない関係

浮気したい気持ちは、誰にでも芽生える可能性があります。ただし、実際に浮気に走ってしまう際には大きなリスクや罪悪感を伴います。一時的な感情に流されてしまうと、大切なものを失ってしまうかもしれません。

自分磨きや友達との時間、日常の中での小さな非日常を経験することで、自分自身を満たせます。夫に対して不満を抱いている時こそ、自分の時間・自分の幸せを大切にすることが大切です。自分の心を満たすことで、浮気したい気持ちを軽減できるかもしれません。